総合住宅展示場「ABCハウジング」 NEWOPENモデルハウスから見る最近のインテリア・プランニングのトレンド

今年に入り新たに関西でOPENしたモデルホームから見て取れる流行りのインテリアの傾向、プランニングについてご紹介してまいります。

工務店・ビルダー関係者の皆様、お施主様にとっても参考となるのでは無いでしょうか。

2023/3/18㈯OPEN 京都・久御山住宅公園「桧家住宅」スマート・ワン

(画像出典:ABCハウジング公式HPより)

桧家住宅と言えばCMキャラクターである斎藤工さんでおなじみの「Z空調」が印象的ですが、こちらのモデルホームについては少し落ち着いた大人なインテリアの印象ですね。ホワイト系の部材とチャコール系の家具でまとめられたダイニング・キッチンがシックな印象を与えてくれています。
ダイニングの横には可動式間仕切りで繋がったワークスペースが設けられており、コロナ禍で急速に普及したテレワークへの対応も万全です。

全館空調「Z空調」のおかげで市販の家庭用エアコンがインテリアを邪魔しないのは桧家住宅ならではですよね、壁掛けエアコンが無い事により、壁に穴をあけないので断熱性能の向上にも一役買っています。

寝室ではコーブ照明を取り入れ、木質感のある壁材・床材と合わせて落ち着いた空間演出になっています。

2023/3/11㈯OPEN 伊丹・昆陽の里住宅公園 「積水ハウス」Gravis stage

(画像出典:ABCハウジング公式HPより)

設計担当者曰くはこのモデルホームでは “japandi”(ジャパンディ) のテイストを取り入れられたとの事です。
“Japandi(ジャパンディ)”とは、Japanese(日本の)とScandinavian(北欧の)をミックスしたインテリアスタイルのことで、欧米を中心に人気があり、国内でも徐々に広まりを見せつつあるインテリアテイストの一種です。PintrestやInstagramで検索を掛けると沢山の参考画像がヒットする様にもなっています。

アーストーンの色使いや、リビングに大きなグリーンエリアを設け、外界との一体感を感じられるのは「バイオフリィックデザイン」とも言えそうです。これだけの大開口を確保しつつ、さらには間仕切りの殆どない1階については積水ハウスの技術力が非常に感じられます、しかも鉄骨ではなく木造と言うのですから驚きです。エントランスからの入り口上部にはアールを取り入れているのも可愛らしいですね。上質感とエレガンスさを感じさせつつも落ち着きのあるモデルホームとなっています。

家具や照明の選定においても積水ハウスが誇る「DESIGN OFFICE KANSAI」チームによるコーディネートの経験値が感じられる所です。ダウンライトを多用せず、ペンダントライトと外からの光の取り入れを計算しつくした照明計画が見て取れます。

2023/1/14㈯OPEN 伊丹・昆陽の里住宅公園「アイ工務店」Ees

(画像出典:ABCハウジング公式HPより)

大きなアイランドキッチン、テレワークに対応したワークスペース、外から直接収納する事も可能なスキップフロアを活用した大収納など昨今のトレンドを意識したモデルホームとなっています。

スキップフロアを活用した大収納は「そとあそび発信基地」と題されており、人気の高いアウトドアリビング需要を取り込む提案の様ですね。実生活においても土汚れが付いた物を気兼ねなく放り込める空間が玄関とは別で家の中にあるというのは高評価を受けるポイントでないでしょうか。お庭の物置という感覚もありながら、家の中から手を伸ばせる位置に物があるというのはいいですね。

アイ工務店が得意とする縦の空間使いによって、収納以外にもシアタールームなど趣味に活かせるプランニングが盛り込まれているのも気になるポイントです。

2023/1/3㈫OPEN 京都・久御山住宅公園「パナソニック ホームズ」カサート プレミアム

(画像出典:ABCハウジング公式HPより)

キッチン・ダイニング・リビングが一体となった空間が印象的ですね。どこに居ながらも家族の雰囲気が感じられるLDKとなっています。ストーン調のタイルを施した一見壁に見える所の裏にはパントリーがレイアウトされており、日常の買い物帰りに荷物を抱えて玄関からキッチンに至る際に、無駄な動き無く収納が可能になっています。
パナソニック ホームズが得意とする”家事楽”の一端が垣間見える間取りですね。

京都という土地柄や、カサートプレミアムという商品なだけあって和室の収納戸に煌びやかな装飾が施されていたり、ガラス張りのシャワーブースを設けたスタイリッシュなトレーニングルームなどラグジュアリーな作りとなっています。


以上、今年に入りNEW OPENした各モデルのインテリア・プランニングについて写真から見て取れる範囲でご紹介いたしました。

各ハウスメーカーの特徴が感じられると共に、近年のトレンドとなっているインテリアのテイストやプランニングが見て取れましたね。
お施主様には是非ABCハウジングへお越し頂きたいと思います。写真だけでは分からないモデルホームの仕掛けや、魅力が満載です。

工務店・ビルダー関係者の方々にとってもお客様への提案内容で参考になる部分もあったのではないでしょうか?
日本ホーミングでは最新の住宅業界にまつわるトレンド及びDXツールのご紹介など、気軽な情報交換だけでも全く問題ございません。まずは総合住宅展示場「ABCハウジング」がどんな所か、お知り頂ければ幸いでございます。

日本ホーミングの強みである、ABCハウジングを軸とした現場密着・業界の生の声を重視した情報をお求めの方。是非お気軽にお問い合わせ下さい。(堀本)

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